消防庁では、例年、1月から3月までの間を「消防団員入団促進キャンペーン」期間と位置づけ、全国の地方公共団体等と連携し、消防団への入団促進に係る広報の全国展開を図っています。
みなさんも、街角で入団促進キャンペーンのポスターをみかけられると思います。
長崎県では、令和2年4月1日現在、19,193人の消防団員が、県内21市町で、仕事をもちながら、日夜、県民の安全・安心の確保に努めていただいていますが、人口減少や高齢化、産業構造の変化などにより、減少に歯止めがかからず、記録が残る昭和28年から令和2年までの間、昭和52年から昭和53年にかけての間を除き、減少が続いています。
災害は、年々、多発化し、激甚化しています。昨年の台風10号が本県に接近した際には、9月6日と7日の両日で、県内で約5,000人(のべ)の消防団員が出動し、自分の危険を顧みず、警戒や倒木除去、避難誘導、被害情報の収集などにあたり、県民の生命、財産を守っていただきました。
どうか、消防団に入団して、皆さんのふるさとを守る活動に参加してください。
消防団PRリーフレット (リーフレットの名前をクリックするとPDFファイルが開きます)
その他のポスターやPR動画などが掲載されている消防庁の消防団オフィシャルサイトはこちら
一般向けリーフレット(A3版) 女性向けリーフレット(A3版) 企業向けリーフレット((A3版)
私の場合、きっかけはなく、気づいたら就職と同時に入団していた。
ただ、父も消防団に入っていたし、近所の人たちも消防団に入っていたため、幼い頃から、大人になったら消防団に入ることが当たり前だと思っていました。
入団したことで自分の成長を実感するとともに、尚一層の地域貢献を行っていこうと決心しました。
消防団では地域防災に協力してくれる事業所を募集しています。
「消防団協力事業所」として認められた事業所は、取得した表示証を社屋に提示でき、表示証のマークを自社ホームページなどで広く公表することができます。
事業所の認定には、各市町が認定する「市町(シルバー)認定事業所」と総務省消防庁が認定する「消防庁(ゴールド)認定事業所」の2種類あります。
近年、消防団員が減少し、平均年齢の上昇が進む中、大学生・専門学生等、若い力の消防団活動への参加が強く期待されています。
そんな中、各地で大学生、専門学生等を消防団員として採用しようという動きが広まりをみせており、平成23年4月1日現在(岩手県、宮城県、福島県は平成22年4月1日現在)で2,056人の学生団員が活躍しています。
消防団の活動には、女性ならではの活動も多く、たくさんの女性団員が活躍しています。
働いている方も、学生の方も、主婦の方も、多くの女性のチカラが消防団で輝いています。
2つの顔を持つことで一層魅力的に輝く、女性消防団員をご紹介します。
日本消防協会が消防団や消防団員に行う表彰は、一般に「定例表彰」といわれるもので、毎年2月初旬に東京の日消ホールで表彰式が行われます。
表彰式に出席しない者は、本件の場合その年の消防団大会で伝達されます。
1 団体表彰
(1) 特別表彰 まとい
表彰旗を授与されてから10年以上抜群の成績を維持し、一般の亀鑑である消防団。団体表彰の中では最高の栄誉である「まとい」は、消防庁長官表彰や全国消防操作法大会出場歴なども条件とされ、毎年全国で10団体程度に授与されています。
(2) 表彰旗
規律厳正にして技能熟達し、かつ各般の施行充実し、消防の使命達成に努め、成績抜群一般の亀鑑である消防団。
(3) 竿頭綬
表彰旗に準ずる消防団または表彰旗2回以上受賞の場合は竿頭綬を以て代える。
(4) 優良婦人消防隊
設立後3年以上経過し、優良な婦人消防隊(婦人防火クラブ)。
(5) なお、表彰旗は毎年県内で1団、竿頭綬は3団以内に上申を制限されています。
2 個人表彰
(1) 勤続15年以上で、勤務勉励・技能熟達かつ消防の使命に尽瘁し、地方の名望を一身に受ける者。
実際には、50歳以上、勤続30年以上で、消防庁長官及び知事の永年勤続功労賞、日消精績章、勤続章等を受賞している者が優先されます。
(2) 永年勤続し、率先垂範成績優秀な者。
実際には、50歳以上、勤続25年以上で、消防庁長官及び知事の永年勤続功労章、日消勤続章等を受章している者が優先されます。
(3) 勤続章
勤続30年以上勤務に精励した者。
(4) 優良婦人消防隊員
隊員歴が10年以上で、婦人消防隊の発展に貢献した者。
なお、功績章は毎年県内で20名前後、精績章は50名前後に上申が制限されます。
以上の定例表彰の外、特別栄誉賞、栄誉賞、特別功労賞(殉職を含む)、功労賞(現場活動)などの随時表彰もあります。